旦那の田舎のネイティブスピーカーは「てっ!」とよく言います。
どうも驚いた時や感心した時などに使う表現のようです。
使用例:「てっ、大きい芋じゃんねー。」
あれまあとかおやまあとか、そんなニュアンスでしょうか。
さて、夫の実家に帰省していた時のある昼下がりの出来事。隣町に住んでいる姑の叔母(つまり私にとっては義理の大叔母ですな)が、急に訪ねてきたのです。広い前庭に車が入ってきて大叔母が降りたのに最初に気付いたのは私でしたので、急いで姑を呼びました。
以下、庭をこちらに向かってくる大叔母と縁側に立って出迎えた姑の会話。
「てっ(急に来るから驚いたよ、の意)」
「てっ(約束してないから、いないかもと思ったけれど会えて良かった、の意)」
「てっ(久々に会ったけど叔母さん元気そうじゃん、の意)」
「てっ(久々に顔を見られて嬉しい、の意)」
「てっ(叔母が差し出す手みやげを見て感激、の意)」
「てっ(上がって下さいとの仕草に対しての喜び、の意)」
会ってから「てっ」としか言ってないのに、会話が成立している・・・・!!なぜだー!!と私の心の叫びは誰に届く事も無く、ショックで固まっている私以外は普通の態度でしたのでどうやらあちらでは日常風景なのでしょう。
衝撃の地域カルチャー体験談でしたw
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