fc2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

てっ!

 旦那の田舎のネイティブスピーカーは「てっ!」とよく言います。
 どうも驚いた時や感心した時などに使う表現のようです。

 使用例:「てっ、大きい芋じゃんねー。」

 あれまあとかおやまあとか、そんなニュアンスでしょうか。

 さて、夫の実家に帰省していた時のある昼下がりの出来事。隣町に住んでいる姑の叔母(つまり私にとっては義理の大叔母ですな)が、急に訪ねてきたのです。広い前庭に車が入ってきて大叔母が降りたのに最初に気付いたのは私でしたので、急いで姑を呼びました。

 以下、庭をこちらに向かってくる大叔母と縁側に立って出迎えた姑の会話。

「てっ(急に来るから驚いたよ、の意)」

「てっ(約束してないから、いないかもと思ったけれど会えて良かった、の意)」

「てっ(久々に会ったけど叔母さん元気そうじゃん、の意)」

「てっ(久々に顔を見られて嬉しい、の意)」

「てっ(叔母が差し出す手みやげを見て感激、の意)」

「てっ(上がって下さいとの仕草に対しての喜び、の意)」


 会ってから「てっ」としか言ってないのに、会話が成立している・・・・!!なぜだー!!と私の心の叫びは誰に届く事も無く、ショックで固まっている私以外は普通の態度でしたのでどうやらあちらでは日常風景なのでしょう。


 衝撃の地域カルチャー体験談でしたw
スポンサーサイト



走り出せ!

年末はどこも渋滞でしたね。

うちの近所の割と古い街道でのことです。

古いだけあって片道一車線のくせにやたらと主要街道と交差するので、右折車待ちでいつも混んでいる街道があるんですよ。

年末に用があって車でそこを通ったのですが1キロくらい先で工事をしているらしくて、ちっとも進まなかったんです。と、すぐ前の車から女の人が降りてきました。女の人は荷物を持って車と同じ方向に走り出します。

おそらく約束の時間が迫っていて、車に乗っているよりも走った方が速いと判断したのでしょう。

女の人が走り去ってしばらくのち、のろのろと車列が動き始めました。そのうちにその女の人の背中が見えてきて、抜きつ抜かれつしばらく並走していたのですが、結局車の方が先になってしまいました。

どうするかなーと見ていたら、次の信号待ちで車列が止まっている間に女の人は追いついてきて、車に乗り込みました。結局、女の人は走り損で、もう少しだけ車に乗って今度こそ目的地に降ろしてもらっていました。


急いては事を為損じるのか、急がば回れなのか、善は急げなのか、難しい問題です(笑)

見えるよ!

今日は気分を変えて、身の回りのおかしかった事など。


今から5年程前、まだ娘が小学校3年生くらいの時でした。
家族で函館に行ったのです。箱館山の展望台からは下北半島がよく見えて津軽半島もうっすらと見えるいいお天気の日でした。

展望台にはたくさんの家族連れで賑わっていてそれぞれ眺望を楽しんでいました。

その時、すぐそばに居た娘と同じくらいの男の子が、海に浮かぶ下北半島を指差して叫んだのです。

「おかあさん!見て見てっ。択捉島が見えるよーっ!」

周囲の人が微笑ましく見守る中、お母さんがぴゅーっと飛んできて

「ばかっ、何言ってんの!」

小声でたしなめて、息子を連れて去って行きました。
最近は日本地図の勉強や白地図などにあまり授業時間を取らないので地理感覚を身につけられないらしいんですよね。

その一部始終を私と一緒に見ていた娘、

「あの子頭悪いよねぇ。択捉とか見える訳ないのにねぇ。」

よしよし、うちの子は大丈夫だったかとほっとしたのも束の間、娘の次の一言で固まりました。

「ところであそこに見えるのって樺太?」

「ぼけっ!」

私がすかさず突っ込んだのは言うまでもありません・・・orz



ま、腹筋鍛えさせてもらいましたがねw
ゆとりちゃん達の将来に幸多かれと祈るばかりです。
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
メール
このメールフォームからの本サイト裏部屋パスワード請求は受け付けておりません。お名前はHNでもOKです

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。