こんにちは、双極子です。
お正月に帰省したら、卵を三十個もお裾分けでもらっちゃいました。夫と私で掛け違ったため、家には卵が二パックもあると言うのに。で、わが家は卵消費強化週間に突入中です。
それで最近よくゆで卵を作るのですが、その度に高校の家庭科のテストを思い出します。ゆで卵の鮮度の見分け方を述べよ、と言う問題でした。卵の殻は空気を通すので、生まれてから時間が経てば経つほど気室と言う卵の太い方にあるへこみが大きくなっていくんですよね。なので、水に沈めると古いものほど浮くわけです。
で、この問題の正解は、ゆで卵を水に入れて浮いた方が古い、でした。
でもおかしいと思うんです。この方法だと、古い卵を茹でて出来たゆで卵を見分けることは出来るでしょう。しかしこの方法では、新鮮なうちにゆでた卵を長期間放置したものと、新鮮な卵をさっき茹でたものを区別することは出来ないのです。
問題を見て、上記の矛盾が我慢できなくなって回答欄は白紙のまま教師に抗議しにいきました。この問題は正解がはっきりしないもので、不成立であると。教師は私の主張を理解できなかったようで、あなたの抗議はいちゃもんだ、矛盾しているとは自分は思わない、とバカにしたように言われただけでした。級友にも訴えたのですが、やっぱり理解してもらえず、ややこしいことを考えないで教師が正解だと教えているものを回答して点数をもらえば済む話じゃないか、と諭されただけでした。
あれから長い年月が流れましたが、よっぽど悔しかったんでしょうね、今でも鮮明に覚えています。先日、その話を家族にしたら教師や級友と同じ反応をされたので、悔しいからここに書いておきます。絶対間違ってないぞ、私は。
卵つながりでもう一つ、お気に入りの理系ジョーク。
IT技術者の夫が出かけると言うので妻が買物を頼んだ。
「牛乳を買ってきて。もし卵があったら六つお願い」
夫は牛乳を六つ買ってきた。
「なんで牛乳をこんなにたくさん買ってきたのよ?」
「だって卵があったから」
これはプログラミング言語の基本である、if ~ then 構文を使ったジョークです。もし○○があったら××しろ、と言う命令で、条件を付けて動作を振り分けるときに使います。もとのジョークは英語なので、IT技術者の夫は、卵があったら、を分岐の条件だと受け取ってしまい、普通の話法なら六つは卵の個数だと思うはずなのに、卵があった場合は牛乳六つと理解してしまった、と言うジョークです。
プログラミングに詳しい人から見ると色々と突っ込みどころがあるそうですが、少々かじった人間はにやりと出来る理系ジョークです。
冬だと言うのにこのあたりはまだ秋のようです。どなたさまもお風邪など召しませぬよう。
双極子拝
続きから拍手お返事です。
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