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射影演算子のような。

 ちょっと思う所あって、変わり種の新作をアップしてみました。どういう風に受け取って下さるか、ちょっとドキドキしています。

 音楽など全く聞かない私ですが、黒慎ちゃんに興味を持ってから中の人のグループの歌を色々と聴くようになりました。最新のアルバムも買ってしまいましたよ、いい年こいて(笑)
 で、ソロ曲のうちS井くんA葉くんのふたり分が中々色っぽい歌詞なのですよ。一見すると乗りのいい曲にあわせた軽快な詩なのですが、深読みするとやる事やってるとしか思えないと言う、凝った曲になっています。流石プロは違うなぁと思った次第です。
 私は、自分が理系と言う事もあって文章と言うものは明確に意図が伝わるよう書くものだと思い込んでおりまして、それは報告書でも評論でも小説でも同じ事だろうと軽く考えて今までもお話を書いておりました。必ずしもそうではない、読み手によって様々な色に変わる言葉と言うのも非常に有効な表現手段なのだと、考えさせられた出来事でした。

 で、挑戦してみたんですね。ちなみにエントリーのタイトルは、壁に映った影を実体から導き出す決まり事のようなものの事です。同じものでも、見る人見る角度によって違うんですよ、と。わかりにくいっすね、すみません・・・
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萌えるのよ4

 まだまだ続くシリーズ、今日は身近な生き物編です。

*アクアリウム
に、密かに憧れています。よく洒落た店のロビーなんかに飾ってある熱帯魚とか水草とか流木とかが綺麗に配置されているあれです。が、水草の養生をしたり水質管理したり魚の世話をしたり、結構な手間ひまと費用がかかるんですよ。で、代わりに蓮の水盤を作ろうと思ったのですが、これは鉢がとても高い。結局、プラスチック製の箱を買って来てベランダに置き、一番安い水草とメダカ、池でつかまえたヌマエビを放して満足しました。メダカもヌマエビも水槽の中で繁殖し、水換えも餌やりもほとんどせずに安定しています。密かにトンボが来てくれないかなーと期待しているのですが、本当に来たらメダカが全滅しそうなのでまあいいかと思っています。

*かたつむり
娘が小さい頃、外でかたつむりが大好きでした。ある雨の日、かたつむりを見つけて喜んでいた娘が「うちに連れて帰りたい」と言ったので、何気なくいいよと言ってしまったのです。帰り道、よくよく見たら娘は両手の掌一杯に一センチほどのかたつむりをびっしり載せていました。
うっ・・・まあそんな訳で透明ケースの虫かごに入れて飼っていたのですが、ある日、ふと思い付いて土を入れてみたんですよ。テラリウムっぽくなるかなと思って。そうしたらかたつむりがみんな土に潜ってしまって、あれれと思っているうちに土の中に何か白いつぶつぶが・・・そう、かたつむりは土中に産卵するんですな。その時初めて知りました。卵は順調に孵って小さなかたつむりがたくさん増えましたよ。楽しかったのでまたやりたいなー。

*かえる
これも娘が小さい頃。公園の池でおたまじゃくしをたくさん捕ってきました。頭が五ミリくらいのとても可愛いおたまじゃくしで、大きさから言ってアマガエルだろうと安易に考えてベランダのメダカ池に放しました。足が生えて段々と緑になるかなーと期待していたら、大きさそのままでしかも真っ黒なまま小さな小さなかえるになってしまいました。ちぇ・・・そのままにしておくとベランダで日干しになるか、溺れてしまうかどちらかなので、かえるになるのを見計らって片っ端から捕まえて透明ケースに入れてやりました。こんな小さなかえる、自然界では何を食べているんだろう?と不思議だったのですが、良くしたもので季節的に丁度アブラムシが湧く頃なんですね。アブラムシ付きの枝や葉っぱをせっせと取って来てはケースに入れてやって、五センチほどまで育てたのですが、猛暑の所為で死んでしまいました。これもまたやりたい事のひとつです。

*やもり
たびたび書いていますが、家の周りにやもりが出没します。毎年夏になると、一匹か二匹ですが玄関のそばの壁やベランダの壁に張り付いているのをしばしば見かけます。外の灯りで見ると、ベージュの身体に真っ黒なつぶらな瞳で可愛いんですよ。暗いので瞳孔が開いている所為でつぶらに見える訳です。さらさらした肌も綺麗ですが、触ってみるとざらざらって感じなのでちょっと残念だったり。来年の夏もまた来て欲しいなぁ・・・

は虫類、両生類、魚類、甲殻類と変なものばっかり好きですな・・・

萌えるのよ3

 まだやるか、って突っ込みが聞こえてきますが気にせず行きます。

*絶海の孤島
日本には数千の島嶼があって無人だったり滅多に行けなかったりする島がたくさんあります。小笠原列島や火山列島には先史時代の人類の痕跡があるのだそうで、そんな時代に大海原の真ん中にぽつんとある島に暮らした人々にロマンを感じます。海洋生物学、電波天文学、海洋・大気物理学、環境科学などを専攻している人はそういった島に研究調査に行くのだそうで、そっちに進めば良かったなーと時々思ったりします。

*ギアナ高地
標高数千メートルのテーブル型の山々で、断崖絶壁に囲まれている為に生物圏としては完全に孤立してしまい、固有の種ばかりが息づいているそうです。閉鎖系の中で外界を知らず、特定の世界だけで回っている「楽園」の住人。しかもギアナ高地はゴンドワナ大陸分裂の際、中央に位置していたそうで、その頃から位置が変わっていないのです。遥かなロマンを感じます。残念ながら人類発生よりも古いので、未発見の類人猿はいない模様です。残念。

*深海
ここ二十年ほどで深海探査も急速に進み、知られざる深海生物の生体が色々と見られるようになりました。数千気圧で太陽の光もほとんど届かない、なにも無い深海で自分たちだけの世界を生きている彼らは、何を感じ何を思って生きているのでしょうか。不可思議で奇妙な姿形も、彼らにしてみたら当然なのでしょうね。そうそう、話はずれますが、日本が誇る深海艇探査機しんかい6500のコックピットは圧力が均等にかかるよう完全な急に作らなければならないとの事で、コンピュータ溶接機がまだ無い頃に、ただ一人の職人が八時間ぶっ通しで溶接したものだそうです。


あれ・・・?
思い付くままに挙げてみただけなのですが、私って「外界から隔絶された世界」にばっかり萌えてるぞ(笑)。

萌えるのよ2

 偉大なるブロガーの先駆者、清少納言にあやかって萌所でも数えるシリーズです。相変わらず思い付くままに並んでます。

*クリニーク
ひどいニキビに悩まされていた二十歳の頃、アメリカの知り合いからお土産で頂いた石鹸でぴたりとニキビが収まって以来の信者です。基礎化粧品をライン使い初めてしばらく経った頃から、色物も次第にクリニークに変わっていきました。色物は日本製にはない大胆な色味が好きでフランスやイタリアのものを好んで使っていたのですが、香料の強さに辟易して、無香料のクリニークで落ち着きました。

*池波正太郎
テレビドラマで鬼平犯科帳に嵌ったのが最初でした。「悪い事をしながら良い事をする」のが人間と言うものだと言う池波の人生観、自然や食べ物、生活や愛、信頼、友情、矜持など、平易でしかも美しい筆致で描き出す、彼に夢中です。私の書くお話にも結構な部分、影響がありますね。

*スペンサー・シリーズ
ロバート・B・パーカーの代表作。主人公のスペンサーは「男らしさ」がすべての行動の基準で、時には命がけでそれを守ります。パーカーと言うのは変わった経歴の作家で、元々はチャンドラーの研究者でした。ハードボイルドに関する研究で博士号を取っています。今年一月に、自宅の書斎で書きかけの原稿を前にペンを握ったまま亡くなっていたそうです。作家としては理想の最期だったと感じます。合掌。

*小松左京
小学生~高校生の間に、どっぷりと嵌りました。その所為で理系になったと言っても過言はありません。昭和一桁世代に特有の理想論と人類愛、世界平和への祈念をベースにした温かな筆致で、日本沈没・首都消失・人類滅亡・太陽系破壊などの過酷なアイデンティティ・クライシスに遭遇した人間達の苦悩と葛藤を丁寧に書いています。今の人生観の根っこになっているような気がします。

なんか作家ばっかりですね;
取り留めがないですがこの辺でひとつ、切っておきます。

萌えるのよ1

 どうも気分が上向かないのでちょっと息抜き。日本に於ける最初のブロガー、清少納言にあやかって萌所でも数えてみます。

*ほっぺた
ふっくらとした子供のほっぺたって、つい突きたくなります。光に透けて産毛が見えたりしたらもう堪りませんね。むにむに、って言う擬音がぴったりな気がします。犠牲となるのは主に娘。

*ぬいぐるみ
実家では猫を飼っていたのですが結婚してからはアパート暮らしで猫が飼えなくなってしまいました。もさもさした手触りが恋しいのか、ぬいぐるみが一杯増えました。水族館や動物園で売っている変わったぬいぐるみが好きです。変わり種を上げると、やまめ、エイ、ウツボ、海亀、タコ、カエルなどでしょうか。

*コーヒー
中毒、と言っていい位コーヒーが好きです。濃いめ深めでブラック至上。一日に三杯以上飲むと流石に眠れなくなるので、朝と昼の二杯だけと決めています。味にはそれほど拘りませんが、旦那が去年通販で買った一五〇杯分二千円と言うコーヒーは、殴りたくなるほど不味かったです。

*お酒
大好きです♪「酒はラベルで飲んではいけない」と言う大学の恩師の教えを守ってアルコール全方位主義。高くても安くても醸造でも蒸留でも甘くても辛くても、なんでも飲みます。バーボンと焼酎だけはなぜか翌日に残るのであまり飲みませんが味は好きです。最近はもたっとした重めの日本酒とフルボディの赤ワインがお気に入り。

*マック
もう二十年以上もマック至上主義者です。OSXになってからはしばらく遠ざかったのですが、その頃からUNIXマシンに触れ出したのでスムーズに移行。わかりやすいインターフェース、見やすい画面構成、ストレスのない直感的な操作性と、言う事ありません。iPhoneってマックを知らない人から見たら非常に妙な操作感なのでしょうが、長年マックを使っているものからすると、何もかもが腑に落ちる感じで非常に使い心地がいいのです。

長いので取り敢えずここまで・・・
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