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マティーニ

 正宗くんの中の人のドラマを見ていたら、マティーニを飲みたくなって困りましたw 大好きなんですよ、実は。

 本式にはジンを使うものですが、代わりにウォッカを使うこともあるみたいですね。日本ではマティーニと言うとあの小さな脚の長いグラス(名前なんて言うんでしょ;)に入っているのしか見かけないですが、ステアではなくシェイクで、しかも氷を入れて飲むタイプもあるようです。私の大好きな小説の主人公の探偵、スペンサーがよくお話の中でウォッカベースのマティーニ・オン・ザ・ロックスを飲んでいて、美味しそうだなぁと思ってやってみましたがあまり好みの味ではありませんでした。私は単にジンが好きなだけだったようでw

 マティーニはジンとベルモットを混ぜたものですが、ジンが多めのものをドライ・マティーニと言います。基本的にジンは労働階級が飲むもので、紳士たるものジンを飲むなどとんでもない、と言うことでおおっぴらに飲めるものではないらしく、しかしベルモットを入れると甘くて飲みにくい、と言う事でジンをどれだけドライにするか、色々と工夫されていたそうです。

 ほんのちょっぴりでもベルモットが入るならまだしも、ベルモットの瓶の蓋のコルクでグラスの縁を擦って香りをつけただけ、なんて言うのもあったとか。ちなみにチャーチル元英国首相お気に入りのドライ・マティーニは、ベルモットの瓶を眺めながらジンを飲むのと言うものだったそうで、そこまでしてベルモット入りに拘る英国人の洒脱っぷりがおかしいですw

 ドライ・マティーニと言えば、007でボンドがプールサイドのバーで飲んでいた時、美人がプールに飛び込んで飛沫がかかるシーンがあるのですが、
「濡れませんでしたか?」
と謝る美人に、
「大丈夫、マティーニはドライのままだ。」
とボンドが答えるんですよね。
濡れなかった=乾いているとドライ・マティーニのドライを引っ掛けたジョークなのですが、吹き替えで見るとどこが可笑しいのかわからないのが残念です。

 ベルモットとジンを買ってきて、家で作っていた時期もあるのですが、飲む度に味が違うしオン・ザ・ロックスにも慣れなくて、結局やめてしまいました。オリーブを買っておいても娘が食べてしまうし・・・外で頼むとちびちびとしか飲めないのがつまらなくて、最近はもっぱらジン・トニックかジン・リッキー派です。ビールみたいにごくごく飲んでもカロリーを気にしなくてもよいと言うのが嬉しい所w

 バブル全盛の小娘の頃は、大人になって働くようになったら大人の雰囲気のバーでカクテルなぞ格好つけて飲んでみたい、と憧れていましたが、いざこの年になるともう格好つけるのには疲れてしまって、好きな時に好きな様に飲む方がずっと楽しいと思うようになってしまいました。

 酒飲みなのは昔からですが、気を付けないと身体を壊してお酒そのものを飲めない身体になってしまうので、節度を持って飲みたいと思います。ほんとに。あーでも、マティーニ飲みたいなぁ・・・
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