関東平野部は猛暑です。塩飴と麦茶が手放せず、素麺以外料理しない宣言をしかかっている双極子です。皆様如何お過ごしでしょうか。
先日、父にあった際に久々に、本当に久々に言われました。
「ばかっ!」と。
父は戦前の生まれで尋常小学校出身。男兄弟が多い上、祖父も軍隊経験がありましたので、なんと言うか教育方針が微妙に男の子用なわけです。お尻ペンペンだの立っとれだの、結構厳しかったです。
中でも辛かったのが、怪我をしたときです。私が転んだり滑ったりすると、開口一番「ばかっ」と罵られます。んで次にてきぱきと傷の様子を確認して軽いとわかるとそれでおしまい。これくらいなら痛くないだろうと言われて後は何も無しです。
修身だと思うのですが、「怪我は己の恥と思え」と言う教えがあるんですよね。
注意深い行動を心がけ、危険はあらかじめ回避し、事故の予防に努める。これを怠るのは己を律しきれていない故であるから、事故や怪我は自己管理のなさの表れであり、失敗である、と言う考え方で、父はそれを実行してたんですね。
子供としては、痛い目に遭ってショックを受けている上、追い討ちをかけるように罵られるので、ちょっと、と言うかかなーり傷付いて悲しかったなぁと。まあそのおかげであまり怪我もなく過ごせましたし、怪我や事故の際にまずは確認、と言う癖がついたので間違っていなかったんでしょうが・・・
先日、父に会った時、足の怪我の話をしたら、久々に言われた訳です。ばかっっと。子供の頃を思い出してほのぼのした気分になりました。
因みに、娘にも条件反射で転んだ時にばかっと言ってしまっていましたが、あまりよろしくないと注意されてやめました。
思い出話にお付き合い頂きありがとうございました。
最後になりますが、お世話になっている投稿サイトに久しぶりに二本ほど投稿しましたので、よろしければどうぞ。
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