皆様、ご無沙汰しております。
暑いですがぼちぼちやっております。皆様は如何お過ごしでしょうか。
先日、井上陽水の「少年時代」をテーマに駄文を書きました。あの歌は名曲ですね。自分が小さかった頃、多分、十歳くらいの夏休みのことを聞いた人みんなが思い出すのではないかと、そんなことさえ思います。
弟妹と年がはなれているためか、姉の私は夏休み中は父を過ごすことが多くて、女の子の遊びなんて知らない父だから当然、男の子のするような遊びばかりでした。
生まれて初めて見たオニヤンマ、草むらの野いちご、セミ取り、ノコギリクワガタ、ヤゴの抜け殻・・・
少年時代を聞くと思い出すのはそんな思い出と、樹々の香りや草いきればかりです。田舎で過ごしたのは、長い夏休みのきっとほんの数日の体験なのでしょう。東京育ちでプールしか行ったことのなかっの私は、海も川も泳ぐのに入場料が必要だと十歳まで信じていました。私は女なので、当然ながら少年だったことがあるわけではありません。しかしあの体験の日々は、私の少年時代だったと、はっきりと思うのです。歌を聞きながら、しみじみとそんなことを考えるあたり、年を取ったのだなぁと思います。
写真は帰省した際に撮った、名物「棚カボチャ」

ここらの人は皆さんブドウ農家なので、ツル植物があると反射的に棚に這わせてしまうと言う習性があります。ヘチマやヒョウタンはまあわかるとして、カボチャもゴーヤもスイカも、果てはトマトまでみーんな棚からぶら下がっております。人の頭ほどあるので、もしぶつかったりしたらカボチャは大変危険ですw