fc2ブログ

田楽の実はしらす

中学生の頃に覚えたことっていつまでもいつまでも残っていたりしますよね。

暗記力が一番強いの中学生のときなのだそうで、教科書やノートを徹夜で丸暗記してテストに臨んだりなんて簡単に出来たなんて、皆様も覚えがあるかと思います。この見たままをそのまま覚え込むような暗記力は、年齢が上がると共に段々衰えていき、替わりに曖昧記憶の能力が発達してきて、そこから思考力が生まれるのだとか。

物事を写真のように正確に覚えている場合、記憶したときから少しでも変化してしまうと、もう記憶の中から探し出せません。例えば漢字なんかを思い出す際、始めに覚えた字体と違う字体だったら、どうして同じ字であるとわかるのでしょう。ある程度曖昧に覚えているからで、写真記憶のみではわからないわけです。

鳥などはまさにこれで、モズなどがハヤニエの場所をよく忘れるのは、記憶力が悪いからではなく、逆に良過ぎるせいで、葉っぱの位置一枚、枝の一本がずれただけで記憶と一致しなくなるからなのだそうです。

そう考えると、大人になるにつれて写真記憶的な暗記力が衰えていって、曖昧記憶が発達していくにつれ、論理的思考や抽象思考能力ができるようになる理由がよく分かります。結局、これらの思考法はパターンマッチングと差分解析が主な部分ですから、細部を如何に切り取ってエッセンスだけを見つけるか、と言う作業になるわけで、曖昧記憶の方が結論を出すのに有利に違いありません。ちなみに、ここら辺のさじ加減の個性を理系とか文系とか言ってるんだったりします。

と言うわけで、未発達な脳に詰め込んだことは、下らないことでも覚えているもんです。

昨日、何故か旦那が田楽を食べたい、と言ったので台所で作っているときに、このエントリーのタイトルを思い出したのです。そりゃもう一字一句違わずに(笑)台所で一人思い出し笑いをして家族に白い目で見られちゃいました。

先程の田楽の実はしらすだったり、黒井さん家のプリンスメロンが十円だったり、蟻は貧乏だったりと、いやまあよくもこんなくだらないことを何十年も覚えていたもんです。まあ上記の理由なんだそうですけど。人間の脳って面白いですね。

ちなみに年を取って記憶力が衰えると言う俗説は、最近の研究結果では否定的なのだそうです。単に記憶した事柄が大きくなりすぎて引っ張りだせなくなったこと、中学生みたいな丸暗記があまり出来ないことなどから「物覚えが悪くなった気がする」だけと言うのが主流の説のようです。出典出せませんが・・・

どんなに優秀なシステムも、それを使う人間が優秀でないと意味がない、ってお話でした(笑)
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
メール
このメールフォームからの本サイト裏部屋パスワード請求は受け付けておりません。お名前はHNでもOKです

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク