一生に一度の月
ものっすごーーーーく久しぶりに、本サイトの方の更新をしました。
実家の父が蔵書の小松左京を一気に処分して以来、読み返したいとずっと思っていた短編「一生に一度の月」をやっと読み返すことが出来たので、月をお題に何か書きたいと思い立ってドラマと原作の両方を書いてみました。短編集をいくつか買ったのですが、その中に月見を題材にしたものが多かったのと丁度季節だったのとで、中秋の名月のふたりを書いてみたくなったのです。
一生に一度の月は、アポロ15号が月面着陸した日のことを題材にしています。その生中継を見ようと徹夜していて暇つぶしの麻雀に夢中になってしまって結局着陸の瞬間を見逃す冴えない男の話です。価値観が多様化した現在では人生の大切な瞬間と言うものも人それぞれであり、その瞬間の感動に優劣などは付けられないものだ、と述べられています。
拙サイトのこんな稚拙な萌えでも、私にとっては芸術作品と同じくらいの価値がある場合もあると考えても許されるのかなあとちょっと思いました。海の底の老いた月を掴む日は来ないのかもしれませんが、せめてささやかな萌えを皆様と共有出来たらうれしいなあと思っています。
双極子拝
実家の父が蔵書の小松左京を一気に処分して以来、読み返したいとずっと思っていた短編「一生に一度の月」をやっと読み返すことが出来たので、月をお題に何か書きたいと思い立ってドラマと原作の両方を書いてみました。短編集をいくつか買ったのですが、その中に月見を題材にしたものが多かったのと丁度季節だったのとで、中秋の名月のふたりを書いてみたくなったのです。
一生に一度の月は、アポロ15号が月面着陸した日のことを題材にしています。その生中継を見ようと徹夜していて暇つぶしの麻雀に夢中になってしまって結局着陸の瞬間を見逃す冴えない男の話です。価値観が多様化した現在では人生の大切な瞬間と言うものも人それぞれであり、その瞬間の感動に優劣などは付けられないものだ、と述べられています。
拙サイトのこんな稚拙な萌えでも、私にとっては芸術作品と同じくらいの価値がある場合もあると考えても許されるのかなあとちょっと思いました。海の底の老いた月を掴む日は来ないのかもしれませんが、せめてささやかな萌えを皆様と共有出来たらうれしいなあと思っています。
双極子拝
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